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人生100年時代の科学的根拠に基づく健康づくり

第20回 日本抗加齢医学会総会(2020年9月)抄録集より紹介

○山名 慶1,2

1.NOMON株式会社, 2.帝人株式会社

 

<提言>

人生100年時代が到来すれば、定年後に実に40年もの「老後」が待ち構えている。多くの方々にとって人生最後の10年間は介護が必要となる。このような時代だからこそ私たちは、「身体的・精神的な健康とはなにか?」、を新たに議論する必要があるのではないか。

<着目した解決策>

近年の医療技術や医薬品の急速な高度化に伴い、がんや感染症のような重篤な疾患に対する解決策は数多く見出されてきた。しかし、認知症やフレイルのように加齢に伴って進行する心身の機能低下は未解決の課題として残っている。そうした中で、彼らは加齢に伴い減少する生体内物質で、それを補充することにより健康に貢献できる候補物質として、“ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)”に着目している。

<今後の展開>

老齢マウスでのNMNの効果が論文発表されたのは2016年だが、現在、すでにヒトでの有効性を検証中である。彼らはNMNのようなニュートラシューティカル(科学的根拠を有する食品成分)の発見とその社会実装に取組んでいるが、健康寿命と寿命のギャップと医療費の増加といった超高齢社会の課題解決に挑むためには、産業界、アカデミア、国の枠を超えて様々な人が手を組む必要があると考えている。


本講演では、彼らのニュートラシューティカルを中心に科学的根拠に基づく健康づくりに関しての活動が紹介された。





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