ファスティング

■ ファスティングとは

「ファスティング(fasting)」は、英語のfast(断食する ・絶食する・精進する)という動詞の名詞形で、
直訳すると『断食』『絶食』となります。
古来より世界各地の宗教と関わり深い断食は、水のみを摂取し、あるいは水すらも摂らずに食を断つという
「行」として現在も行われています。

食という本能を意思により超越するという精神修養の一環として捉えられていますが、
現在、断食がもたらす私たち現代人への効用が着目されています。
それが「心身へのリセット効果」です。

からだビューティ研究所では、これまでのファスティングに関する知見をベースに、
ファスティングの有用性を広く啓蒙する活動に取り組んでいます。
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■ からだビューティ研究所が提案するファスティング

からだビューティ研究所が提案するファスティングは、食を制限することの「辛さ」を低減し、
実施した全ての方に充実感や爽快感、達成感を体感していただくことを目標としています。

基本は「植物発酵食品」「植物発酵エキス飲料」を食事と置き換え、消化器を休めることで
稼働し始める体の機能(=心身のリセット、デトックス)をサポートします。

ファスティングのサポートスタッフを養成するために資格制度を整備し、有資格者である
「ファスティング ビューティー インストラクター」「ファスティング ビューティー アドバイザー」が、
ファスティングの準備期間から実施期間、復食期間のすべてを通じて丁寧にサポートします。
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■ 「ファスティング=ダイエット」ではない

「断食ダイエット」という言葉があるように、一般的にファスティングは痩身方法と捉えられています。
通常の食を数日断つことで減量作用があるのは確かです。しかし体重が減ったり、
からだのシルエットがスリムになる理由は食事を制限したからという単純なものではありません。
からだの機能の変化が大きく関与しており、その機能変化を理解せずに食事制限を行うと、
逆に痩せにくい体質になったり、大きくリバウンドすることとなります。

ダイエット効果は、からだの機能変化に付随するものです。
よくある質問で「痩せている人がファスティングを行ったらもっと痩せてしまうの?」というものがあります。
一時的に体重が減るケースはありますが、例えば太れない体質の方がファスティングを通じて
代謝のサイクルが正しくなり、適正体重に近づくという増量のケースもあります。

つまり、ファスティングは「からだのバランスを整える」ことが目的であり、ダイエットが主目的ではありません。
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■ 食習慣改善の転換点となるファスティング

からだビューティ研究所がファスティングで最大の意義と考えるのが「食習慣の改善」です。

現代人は意図的に食事制限をしない限り、誕生以来間断なく何らかの食を摂取し続けます。
そして、人間は一般的に一度食事をしてから排泄するまで30時間を要するとされています。

朝目覚めて、朝食を摂るとき、前々日の夜に食べたものがまだ体内に残っていることになるのです。
前日の食事は丸々、体内で消化・分解・吸収の作業中であり、胃や腸といった消化器は、睡眠中も含めて
全く休むことなく動き続けています。

ファスティングは、十数年〜数十年にわたって続いてきたこのサイクルに一度区切りを入れる行為です。
食習慣をリセットすることは、それまでの人生と食における大転換点であるともいえます。

サイクルをストップさせる実施期間中に、「これまでの食」と「これからの食」に向き合っていただく
──これは食のサイクルだけではなく、人生、生き方を見直すきっかけでもあります。
からだビューティ研究所では、食習慣改善の転換点となることが、通常の食を断つという行為以上に
大きな意義であると位置付けています。
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■ 食習慣を改善する意味と価値

そもそも人類が1日3食の食習慣となったのは、極めて近年のことです。
いわゆる先進国と呼ばれる国々においても1日3食の歴史は200年程度とされています。

それ以前は1日2食、さらに遡れば確実に食を得られるようになった農耕文明の発祥より以前において、
人類の「いつ食べられるかわからない」という歴史は数十万年から数百万年にわたり続いてきました。

さまざまな淘汰を経て現代に続く人類は、過酷な飢えにさらされても絶滅せず、
それだけの歴史を生き抜いてきた、強さと機能を獲得した種族の末裔です。

安定しない食事情にありながら、人類は1つの地域にとどまらず、偉大な旅を続け、
灼熱の砂漠から極寒の氷河、水上、熱帯林、山岳、高地へと生息域を地球全域へと広げ、繁栄してきました。
そしてその背景にも、環境の過酷さをものともせずに適応できるヒトの肉体的な強靭さがあればこそといえます。

しかし、いま私たちは「食べたいものを好きなだけ食べられる」時代に生きています。

決して十分とは言えない食=栄養補給の状況に対応しながら生き抜くために、数十万年を経て得た
からだの機能は急激に変化することはできません。

必要以上に栄養が供給され、それをからだが処理し吸収、蓄積するという、いわばオーバーヒートの状態に陥っているのです。
そしてその弊害は、肥満や生活習慣病、アレルギー、精神疾患などさまざまな疾病として健康を害する原因となっています。

飽食と食事内容を見直す、「食習慣の改善」は間違いなく現状を改善する要因となります。
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■ ファスティングは自らの意思で行う生命活動の再活性

生命体は生きるために食べます。食を得られなくなる、食べられなくなることは、その先にある「死」の回避が困難になります。
その意味では、「断食=ファスティング」とは「緩やかに自死する行為」であるともいえます。

しかし、心で決断し、食を断つとしても、生命体は意思とは無関係に動き出します。
「生存」を大命題とする脳や本能、自律神経、そしてヒトを宿主とする腸内細菌は、
生きるために必要な食がもたらされなくなったとき、“この生命体を生かし続けるため”に最大かつ最良の方法を探ります。

まずは空腹を感じさせるホルモンを分泌して食への意識を高めます。空腹でおなかがなるのは、
空腹ホルモンからの「何か食べ物を探しなさい」というメッセージです。
それでも栄養が得られない場合、つねに大きなエネルギーを必要とする脳のために、
脂肪細胞や筋肉細胞から栄養素を作り出す機能が発動します。

もっと食への意識を高めるために、嗅覚と視覚を鋭敏にして食の探知・探索能力を高めます。
おなかが空いていると、食べ物への感受性が高まり、匂いやテレビのCM、グルメ番組などが
やたらと目につくようになるのも、脳の指令によるものです。
「とにかく何かを食べなさい」という指令を間断なく脳が出し続けるのです。

一方でからだのエネルギー消費を最小限に抑え、1分1秒でも長く生命を維持できるように連動していきます。
つまり代謝エネルギーを極限まで絞り込みます。

つまり断食を始めると同時に、からだの内外に存在する(場合によってはサビついている)センサーというセンサーを
磨き働かせ、日ごろ働いていない生命活動の機能を再活性化させることができます。
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■ ファスティングで得られるもの

代謝を絞り込むという機能変換は、からだのエネルギー不足が原因です。
ダイエットにおいて「停滞期」が起こる理由は、このエネルギー不足によるものです。
からだビューティ研究所では、飢餓状態でダイナミックに変化するからだの機能を発動させながら、
代謝を絞り込ませないように導きます。

これにより、ファスティングを通じ、心身や感覚の変化を体感することができます。

ファスティングを経験した多くの方がまず経験するのが「味覚が変わった」「食に対する欲求が変わった」というものです。
そして「からだが求める食」「本能が求める食」について考えるようになります。

そのほかにもさまざまな、変化を得られるようになります。
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〇消化器官のリフレッシュ
〇腸内環境のリセット
〇自律神経バランスのリセット
〇心身の安定
〇デトックスの活発化
〇代謝のリスタート
〇体重減とスリムアップ

■ ファスティングの種類──実践編

◯ 1日ファスティング

1day
一般的に「プチ断食」「週末ファスティング」とも呼ばれる1日のみのファスティングです。
丸一日通常食を抜くだけで変化を感じる方もいますが、「自分にもできる」という成功体験の意味があります。
自信のない方はまず、1日ファスティングにトライしてみましょう。
1度で終わらせず定期的に行うと次のステップにつながります。

◯ 3日間ファスティング

3days
週末プラス祝日などを利用した3日間のファスティングは、体感があり非常に有意義です。
多くの体験者が語るのは、「1日目は食欲が、2日目は体調が辛かったけれども、
3日目になると目覚めも体調も爽快でびっくりしました」ということ。
代謝の変化、脂肪の分解など体の機能が切り替わって、「ファスティングとはどういうものか」という体感ができます。
3日間ファスティングからは準備食、回復食が必須となりますので、自己流は避けましょう。

◯ 7日間ファスティング

7days
ダイナミックな心身の変化を感じることができる本格的なファスティングです。
通常、1日1日の体調変化、思考の変化、また体重と体型の変化を感じられます。
準備食、回復食をしっかり行うことが大切で、その後の結果に関わってきますので、自己流は厳禁です。

■ ファスティング後の注意点

◯ 回復食の重要性 その1 消化不良

09-1-680279_2実施期間は胃腸が完全に『スリープモード(休息モード)』となっています。
回復期に脂肪分の多い食事や、大量の食事をすると、胃腸が対応できず消化不良を引き起こす危険性があります。
回復食は固形物を含まない流動食から始めて、時間をかけて通常食へ移行しましょう。

◯ 回復食の重要性 その2 リバウンド

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ファスティング中の体は、いわゆる「飢餓状態」となっています。
満腹ホルモンが出にくい状態ですので、回復食をしっかり行ったとしても、その後の食事で暴飲暴食すると、
栄養を効率良く脂肪に変換して蓄積するようからだが働いてしまします。
いわゆるリバウンドしやすい状態となりますので、食事の内容、量を意識するようにしてください。